- しんでん
- I
しんでん【寝殿】(1)寝殿造りの中心的な建物。 正殿(セイデン)。(2)天子の寝起きした宮殿。 南殿。IIしんでん【心田】「しんじ(心地)」に同じ。 「こころ」を田地にたとえた語。IIIしんでん【新田】(1)新たに開いた田地。(2)江戸時代, 荒れ地や沼沢などを開発して新しく作った田地・畑地・屋敷地などの称。 新開。⇔ 本田〔江戸時代より前は墾田と称した〕IVしんでん【櫬殿】天皇・皇族が死去して殯宮(ヒンキユウ)に移されるまで, ひつぎを安置しておく御殿。 櫬宮(シンキユウ)。Vしんでん【神伝】神から伝えられたこと。 神授。VIしんでん【神殿】(1)神をまつる御殿。(2)宮中三殿の一。 賢所(カシコドコロ)の東にあり, 旧八神殿の祭神および天神地祇(チギ)をまつる。VIIしんでん【神田】奈良・平安時代, 神社がその諸経費をまかなうために所有する田。 特定の田を神田として公民に賃租して耕作させる場合と, 神戸(カンベ)の口分田を神田とする場合とがあった。 みとしろ。 おおみた。 かみた。VIIIしんでん【親電】(1)一国の元首が, その名前で出す電報。(2)天皇から外国の元首にあてられた電報。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.